第4回RI技術講習会

「加速器で製造した非密封RIの取扱」

目的

基礎開発・研究用放射性同位体(研究用RI)が役立つ分野は,物理・化学・生物の基礎から,工学・農薬・医学分野の応用まで極めて広く,今後,ますますその需要が増していくと予想されます。 そのような背景の下,短寿命RI供給プラットフォームは,購入ができないが研究で需要の高い短寿命の研究用RIを製造・配布を行うとともに,その安全な取り扱いのため技術的な支援を行うことを目的として活動しています。 その活動の一環として,初学者の指導やRI技術支援者の後継を育成することも見据えた技術指導講習会を開催します。

実施報告


こちらをご確認ください。

実施概要

期間

平成30年2月22日(木),23日(金)

会場

980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3

東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター 会場までのアクセス

受講資格

受講申し込み時点までに、所属機関で放射線業務従事者として登録されていること。

学生や教職員といった身分は問いません。

(※従事者として登録がないが受講を希望される場合、ご相談ください)

受講定員

約20名

経費

受講料は無料です。受講に係る旅費は参加者側の負担となります。

申し込み

こちらのウェブフォームから所定の情報を入力して申し込んでください。

申込締切は平成30年2月9日(金)です。 一次締め切りは過ぎましたが、ご関心のある方はお気軽にご連絡ください。 申し込まれた方には確認のメールをお送りします。数日経っても連絡がない場合は、お手数ですが、下記の問い合わせ先までご連絡ください。 選考結果は希望者全員にメールでお知らせします。

講習内容

短寿命RI供給プラットフォームでは,加速器を用いて核反応を起こすことで研究用RIを生成し,必要に応じて精製・化学合成したものを供給しています。 今回の講習会では非密封RIを実際に取扱った化学実験を行います。 化学反応の前後でどのような変化が「見える」かを体験できるとともに,非密封RIを安全に取り扱う際の注意点を同時に学べる講習会です。 短寿命RIを利用した実験を行う研究者の中でも特に,実際に加速器や放射線を取り扱ったことはない方,放射線検出器の取り扱いに不慣れな方を対象として,基本的な知識や経験を身につけていただきたいと考えています。

タイムテーブル
2/22(木)
10:30-10:45開講式・あいさつ,オリエンテーション
10:45-12:00研修会ガイダンス・教育訓練
12:00-13:00(昼食休憩)
13:00-14:00施設見学
14:00-14:10(休憩)
14:10-15:40特別講義
15:40-15:50(休憩)
15:50-17:10実験実習に向けた講義
18:30頃懇親会(詳細は後日発表)
2/23(金)
09:00-10:00実験実習ガイダンス
10:00-10:30(休憩および実験室への移動)
10:30-12:00実験実習1
12:00-13:00(昼食休憩)
13:00-14:30実験実習2
14:30-14:45(休憩)
14:45-16:00実験実習の解析結果発表会・討論,まとめ
特別講義内容
実習内容
施設見学

問い合わせ先

東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター

(兼 東北大学電子光理学研究センター 助教)

池田隼人 hayato.ikeda.c5#tohoku.ac.jp (#を@にしてください)

運営組織

共催
「新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』」短寿命RI供給プラットフォーム
東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター
東北大学電子光理学研究センター
後援
東北大学学際科学フロンティア研究所

これまでの講習会

ウェブページ管理者:川村広和 kawamura#cyric.tohoku.ac.jp

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